今回もシート張付けまでの前処理について紹介していきます。
手順
STEP. 1 セメント充填
目地の隙間に目地バリセメントを充填します。目地を境に段差のある場合も、シート貼付後に隙間ができないように充填します。
![](https://shirakawakensetsuunsou.com/wp-content/uploads/2020/08/cement-e1599181837159.jpg)
メモ
目地の隙間が10㎜以上開いている場合にセメントを充填します。
STEP. 2 路面の処理
路面に凹凸がある場合は、目地バリセメント等を用いて、施工面を平らにします。
![](https://shirakawakensetsuunsou.com/wp-content/uploads/2020/09/RIMG0323-e1599182959982.jpg)
メモ
広い部分を目地バリセメントで充填した場合は、充分に養生をした方がいいです。
STEP. 3 位置出し
ラインチョークなどで位置出しを行います。
![](https://shirakawakensetsuunsou.com/wp-content/uploads/2020/08/chalk-line-e1599181813379.jpg)
STEP. 4 プライマー塗布
施工面の砂埃を払い、刷毛などを用いてプライマーをに塗布します。(使用目安 50mℓ/m)
![](https://shirakawakensetsuunsou.com/wp-content/uploads/2020/09/RIMG0437-e1599182984504.jpg)
メモ
砂埃等を掃除しないとキレイに塗布できなかったので気を付けた方がいいと思います。
STEP. 5 プライマーの養生
(塗布後の養生目安)夏期:20分~ 冬期:40分~
施工時の気温や、路面状態によって、養生時間は異なります。養生が足りないと、プライマーに含まれる溶剤により、目地バリシートに悪影響が出る恐れがあります。
まとめ
この一連の作業は、雨が降るとできないのが難点でした。路面が乾いている必要があるので、前日に降った場合も当日に乾いていないとダメらしいです。💦